PostgreSQL運用ガイド【ADVANCE/EXPERT/Plesk8(PowerPackなし)】

本ガイドはサポート対象外の説明を含む内容となります。
参考情報としてお読みいただき、お客様のご判断でご利用ください。

STEP 1Plesk管理画面仕様の注意

ADVANCE・EXPERTプランにはPostgreSQLのインストールはされておりますが、以下のサービスはPlesk上では管理できません。

  • PostgreSQLのサービスポートの起動、停止
      Plesk>サーバ>サービス管理
      ※初期状態ではPostgreSQLのプロセスは起動しております
      ポートの起動はコントロールパネルにて管理可能です。後述いたします。
  • 新規POSTGRESデータベースの作成、PGADMINの管理画面

STEP 2PleskでのPostgreSQLの管理者アカウントの設定

上述の内容はPleskからコントロールできませんが、PostgreSQLの管理者アカウントのパスワード設定については 管理画面が用意されており、以下の手順で操作可能です。

  • Plesk>サーバ>データベースサーバを開く
  • 「ローカル PostgreSQL サーバ 」をクリック
  • 「管理者ログイン名」:「パスワード」の指定
      「管理者ログイン名」:postgres
      例として特権ユーザである「postgres」とします。このログイン名はUNIX上のシェルアカウントとして存在するもの
      である必要があります。
      「パスワード」は、PostgreSQLのpostgres 用を設定します。
  • 「OK」を押します。

STEP 3ターミナル接続からPostgreSQLコンソールログインまで

※SSHターミナルでのコマンドライン操作はサポート対象外となりますのでお客さまのご責任のもと運用ください。

  • SSHでログインし、rootに昇格いただきます
  • rootののちスイッチユーザコマンドで「postgres」ユーザになります。
      # su – postgres
  • psqlコマンドでPostgreSQLコンソールへログイン
      $ psql
      Password:(Pleskの画面にて設定したパスワードを入力しリターン)

STEP 4コントロールパネルでのPostgreSQLサービスポート管理

ADVANCE・EXPERTプランの方はPostgreSQLサーバプロセスを以下の方法でご確認いただけます。

  • コントロールパネルにログイン、上部で契約を選択し、システムタブを開く
  • サービス管理欄「サービス」をクリック
      ⇒サービスプロセス一覧ABC順に表示されます。
      初期では20ずつの表示となっていますがページ下部の「1ページ当たりの サービス:”40”」をクリックしていただき
      ますと、より多くのプロセスが1ページ内に表示されます。
      ⇒ステータス、自動起動の項目がプロセスの横に表示されますが、一部のプロセスに関しては、ステータス欄が「実
      行」であっても実際の状況が異なっている場合があります。実際のステータスは、プロセス名をクリックした後「情
      報」にてご確認ください。
  • postgresをクリック
  • 【情報】を確認
      postgresの場合、起動中であれば下記のように表示されます。
      ────────────────────────────
      ステータス:実行
      自動起動:自動起動をオンにする(既定の状態)
      情報:postmaster (pid ** ** ** ) is running…
       ────────────────────────────
      停止している時は下記のように表示されます。
      ────────────────────────────
      ステータス:停止
      自動起動:自動起動をオンにする
      情報:postgresql is stopped
      ────────────────────────────
      ※自動起動について
      上記は「自動起動がオン」の状態の表示例です。オンの状態のとき、 「自動起動をオフにする」というボタンが表示
      されますので、クリックすると 切り替わります。反対に自動起動がオフになっているときは 「自動起動をオンにする」というボタンが表示されるようになります。 Plesk搭載のサーバの既定の仕様として、サーバの再起動やPleskプロセスの停止→起動の際に、PostgreSQLが再度起動してくるようになっています。
    もしPostgreSQLのプロセスを起動させたくないという場合は以下のFAQをご参照ください。
    Plesk搭載サーバのPostgresqlの自動起動を停止したいのですが…

起動、停止、再起動

【停止⇒起動】
上述の1~4で情報確認いただいたのち、”ステータス:停止”の場合は、
「開始」⇒サーバプロセスの実行
を選択いただき、サービスを立ち上げていただくことができます。PostgreSQLのサーバ設定に誤りがあったり、使用するポートに重複がある状態で設定された場合などは、サービスが立ち上がらないことがございますが、通常ですと問題なく起動します。

【実行⇒停止、あるいは再起動】
上述の1~4で情報確認いただいたのち、”ステータス:実行”の場合は、 「中止」⇒サーバプロセスの停止
「再起動」⇒サーバプロセスの再起動
を選択いただけますので、ボタンを押してプロセスを停止、または再起動いただくことが可能です。

STEP 5PostgreSQLのアクセス設定初期状態

初期設定の状態でPostgreSQLのポート(5432)への接続はlocalhostからに限られております。 PostgreSQLのポートがグローバルIPアドレス経由で接続されるということはありません。

サーバの起動オプションを調整する場合は、専門書籍等を参照の上、
設定ファイル(/var/lib/pgsql/data以下)
起動スクリプト(/etc/init.d/postgresql)
等をコマンドラインにて編集いただくことでご対応ください。

STEP 6PostgreSQLのshared_buffersの設定値変更

既定の値より、shared_buffersの値を増やすための作業例です。

/proc/sys/kernel/shmmaxを変更する例
# echo 150000000 > /proc/sys/kernel/shmmax
/proc/sys/kernel/shmmaxを変更する例
# vi /var/lib/pgsql/data/postgresql.conf
 ※以下の行を変更します
shared_buffers = 1000 
 ↓変更後
shared_buffers = 17000

 # /etc/init.d/postgresql restart
(上記はコマンドラインでPostgreSQLプロセスをリスタートする例です)