共用ロードバランサーオプションについて

ロードバランサーによる負荷分散オプションについてのFAQです。

サービスについてのよくある質問

オプション導入手続きついてのよくある質問

*負荷分散はユニット単位で行いますか?サーバ単位ですか?

負荷分散はサーバ(VPS、仮想専用サーバ)単位での負荷分散オプションです。複数台の契約を行っている方のみのご提供です。

*6台以上の負荷分散は可能ですか?

EX-SCALEプランでは 6台以上の負荷分散はオンラインストアでは購入できません。別途お見積もりをさせていただいた後の設定となりますので、サポートセンターまでご相談ください。

*DNSラウンドロビンと共用ロードバランサーオプションによる負荷分散の違いはなんですか?

DNSラウンドロビンは、たとえば同じホスト名に複数のIPアドレスを割り当てて、複数台のウェブサーバが応答できるようにするといった、ポピュラーな負荷分散の手法の一つです。一方、当社の共用ロードバランサーオプションの負荷分散の場合、ホスト名に対するグローバルIPアドレスは1つで、そのIPアドレスのバックエンドのウェブサーバを共用ロードバランサーが内部で振り分ける形になっています。


DNSラウンドロビンの特徴

○:

– DNSゾーンファイルの編集とサーバの同期などで手軽に設定できる。
– ご契約サーバからの外部のサーバへ接続をした場合、ご契約サーバのグローバルIPアドレスがそのまま接続元IPアドレスとして認識されるためわかりやすい。※先方サーバがIPアドレス制限などを行っていて、1顧客につき1つのIPアドレスしか許可登録ができないような場合は、毎度固定のご契約サーバより外部アクセスを実行すればよい。
×:
– ウェブサーバのうち一台が接続不良が生じている場合など、手動の設定調整作業を伴う。
– 接続環境のキャッシュなどによってサーバごとの接続数に偏りが出ることがある。
– DNS情報伝播のタイムラグのためユーザがどこに訪問するかまでコントロールが行えない。

共用ロードバランサーオプションの特徴

○:

– 一度バックエンド登録すると正常なサーバに対しては接続数レベルまで監視し、片寄りなく振り分けする。
– ステータスや接続数もチェックし、接続がエラーとなるサーバ側へはアクセスがいかないように自動で制御するため、手作業が必要ない
×:
– 設定変更作業がある場合は追加費用が必要。 当社営業時間帯内での対応作業となる。
– サーバ構成の変更が必要になり、既存のサーバへのグローバルIPでの接続ができなくなるため、グローバルIPで提供しなければいけないメールサーバなどの機能は別サーバで管理するように
調整しなければならないことがある。
– ご契約のWEBアプリケーションサーバから外部のネットワークへ接続する際は、ご提供のVIPではなく冗長化しているロードバランサーに設定されている2台のIPアドレスのいずれかが接続元として認識されるが、ロードバランサーの切り替わりのタイミングでIPアドレスが2つの接続元IPアドレスが切り替わる。※外部に表示される接続元、IPアドレスを常に固定で1つに限定しなければならないお客様には不向き。

*クラウドシリーズ、専用サーバーシリーズ以外のプランとの負荷分散は可能ですか?

負荷分散オプションは、クラウドシリーズや専用サーバーシリーズでのみ適応可能です。その他のプランでの設定はできませんのでご注意ください。

*ウェブプロセス以外の負荷分散も検討しているのですが..

このオプションはHTTP/HTTPS(ウェブページ表示)の負荷分散サービスです。メールサーバの負荷分散などは対象とはなりません。
また、負荷分散対象となるサーバでウェブサーバ以外の機能(たとえばメールサーバ)をご利用されている場合、別サーバに機能を移行されてからの運用が適切な場合がございます。ご不明点は、サポートセンターまで個別にご相談ください。

*SSL対応のサイトを負荷分散させたいのですが証明書はいくつ必要ですか?

負荷分散マシンではなく、振り分け対象のお客様のご契約サーバ側にSSLサーバ証明書をそれぞれインストールいただく必要がありますが、証明書ファイルやライセンスの取り扱いについては各認証局異なっております。
弊社が取り扱っているSSLサーバ証明書商品の場合はこちらをご確認ください。
負荷分散環境に対する各社のライセンス指針

*SSL対応サイトの負荷分散の際の注意点を教えてください

ロードバランサー配下のクラウドプラン(Plesk非搭載)について、出荷時の状態では443番が起動しておりません。
SSLサイトを負荷分散させたい場合は、ロードバランスのヘルスチェック用に ウェブサーバの設定を調整いただき、
443番のポートが起動していること、
https://ローカルIPアドレス/へのアクセスに関して、ステータスコードが200番を返すよう、設定をしていただきますようお願いいたします。

*負荷分散後も、Plesk画面を使いたいのですが可能ですか?

通常Plesk非搭載のプランに対して、こちらの負荷分散オプションをお勧めしております。Pleskでご提供の機能の多くは複数台構成を前提としていないため、負荷分散をされるサーバ内での、Pleskの利点はあまり見込まれない可能性もございます。
継続してPlesk管理画面のご利用希望がある方は、別途サポートセンターまでご相談ください。

*ロードバランサー配下のサーバから外部のサーバに接続する場合、接続元のIPアドレスはどうなりますか?

外部からお客様のウェブサーバへアクセスするためのIPアドレスについては固定の仮想IPアドレス(VIP)としてを提供させていただいておりますが、お客様の各WEBアプリケーションサーバからロードバランサーを通って、インターネットに出ていく際の接続元IPアドレスについては、そのIPアドレスとは別の2つのIPアドレスのうちいずれかとなります。

この2つのIPアドレスは、冗長構成をしているロードバランサー自体に設定されたIPアドレス2つののうち、稼働中のロードバランサーのIPアドレスとなります。
どのIPアドレスとなるかは、開通時のメール、もしくはお問い合わせいただいた際にご連絡差し上げます。このIPアドレスについては、稼働中のロードバランサーの障害発生時、もしくは、共用ロードバランサーの設定更新時などのタイミングで切り替わりますので、もし、接続先のサーバにあらかじめIPアドレスでのアクセス制限をされている場合は、2つのIPアドレスに対して許可設定を加えていただく必要があります。

*オプションお申込み方法について教えてください

月払いホスティングプランと年払いホスティングプランで、ご注文方法が異なります。

月払いのホスティングを分散する場合

コントロールパネル > ホームタブ > サービスを追加購入 > オプションタブ からご注文ください。

サービスを追加購入

サービスを追加購入(画像は「アカウント」タブのものですが「ホーム」タブの「サービスを追加購入」でも問題ありません。

オンラインストア⇒オプションタブ

オンラインストア⇒オプションタブ

年払いのホスティングを分散する場合

月払いと料金算出方法が異なりますので、サポートセンターにお問い合わせください。

オンラインストアからのご注文時のアンケート欄には
●ロードバランスする台数
●ロードバランス配下のウェブサービスを行う対象の契約名とホスティングプラン名
の明記をお願いいたします。

VPSプランの場合の特記

VPSプランでは共用ロードバランサー月払い/年払い共に、別途ローカルIPアドレスの購入も必要です。
コントロールパネル>上部契約プルダウンで対象契約を選択>アカウントタブ>オプション
より注文いただけます。

上部の契約プルダウンでシステムを選択後、アカウントタブの「オプション」をクリックします

上部の契約プルダウンでシステムを選択後、アカウントタブの「オプション」をクリックします

なお、ロードバランサー配下のウェブサーバはプライベートLANのみつながったサーバとなります。そのため、ウェブサーバにSSHログインするためには、別途、グローバルIPアドレス、プライベートIPアドレスを持った足場サーバが必要になります。また負荷分散は同一仕様の複数のホスティングプラン契約に対してのみ 行っています。構成について不明な場合は、お客様にお問い合わせをさせていただきます。

【価格表】
・クラウドプランの価格
クラウドプラン(LCC)仕様:”共用ロードバランサー”欄
・EX-SCALEプランの価格
以下のパンプレットをご参照ください。
EX-SCALEプランパンプレット
・VPSプランの価格
VPS料金・仕様 オプション料金

*オプション購入から設定までにどれくらい時間がかかりますか?

お支払いの確認後、スタッフとエンジニアにて設定内容の確認をし、1から3営業日にプライベートLANの設定、およびロードバランサーが開通いたします。
一方、最終的に負荷分散機配下にサーバがすべて配置されるまでの期間は、お客様のコンテンツ調整等の状況によって異なります。

*負荷分散の切り替えには、どんな作業が必要ですか?

すでに複数台のプランをご契約済のお客様が負荷分散オプションをご購入され、ウェブサーバ複数台の共用ロードバランサーが有効になるまでは、大まかに以下のような流れとなります。

1.【お客様】負荷分散オプションをお申込、ご支払いいただきます。

2.【当社】ご契約済の複数台サーバのプライベートLANでのサーバ間の結線、仮想IPアドレスの割り当て準備を行います。
(ロードバランサー下のウェブサーバはプライベートLANのみつながったサーバとなります。そのため、ウェブサーバにSSHログインするためには、別途、グローバルIPアドレス、プライベートIPアドレスを持った足場サーバが必要になります。構成について不明な場合は、お客様にお問い合わせをさせていただきます)

3.【お客様】複数台サーバ側のコンテンツの準備、切り替えスケジュールや足場サーバからの接続方法などをご確認いただきます。

4.【当社】ご契約のサーバを負荷分散機に付与された仮想IPアドレス経由でのみウェブアクセスできるよう設定しなおします。

5.【お客様】ネームサーバにて負荷分散対象サービスホスト名のIPアドレスを、新しい仮想IPアドレスのものに設定します。

*負荷分散オプション切り替え時にサービス断は発生しますか?

グローバルLANにて直接サービス中のウェブサーバを、負荷分散機のバックエンドマシンとして構成変更される際は、ホスト名のIPアドレスの変更が生じます。
DNS情報の変更後、情報が世界中に伝播するには時間がかかるため、しばらくは旧サーバIPアドレスに向けてアクセスが来てしまうことがあります。
あらかじめご相談いただければ、新IPアドレス、旧IPアドレスをしばらく生かしつつ最終的に新IPアドレスでサーバを動かすという対応をさせていただきます。

例)1台目(”サーバA”とします)を運用中のお客様が 追加で、”サーバB”を購入され、”共用ロードバランサーオプション-2(2台負荷分散”を希望された場合の手順(※クラウドプランの場合、足場サーバとして”サーバC”も併せて追加ください)

●”サーバA”に引き続き、”サーバB”、”サーバC(足場)”が開通。
サーバA、B、CそれぞれグローバルLANで結線されている状態です。

1.【お客様】共用ロードバランサーオプション-2 (負荷分散2台構成)のご注文、ご入金

2.【当社】回線側の設定と今後の手順のご案内
サーバA、サーバB、サーバC(足場)をプライベートLANでも結線します。

対象のウェブサービスのドメインのネームサーバ情報の確認後、
お客様に今後の必要手順、足場サーバやプライベートIPアドレス開通のご案内と同時に、今後のスケジュールのご確認メールをお送りします。

3.【お客様】ウェブサーバコンテンツの調整
サーバA、Bどちらのサーバでもどちらも同じ内容のページが表示されるようコンテンツ側でご調整いただきます。(この時点でもAのサーバのみ一般公開しています。)
コンテンツデータの同期完了後、当社へご一報いただきます。

4.【当社】サーバBを負荷分散対象下に設定(当社)
この作業で、サーバBのグローバルIPアドレスはなくなり、負荷分散機のVIP(仮想IPアドレス)経由でのみの閲覧が可能となります。

5.【お客様】ネームサーバ情報の書き換え
VIP(仮想IPアドレス)でのサーバB側の閲覧の状態をご確認いただき、サービスするホスト名のDNSゾーン情報を、VIPのものに変更いただきます。

ネームサーバ情報の伝播にしたがい、サーバBが一般の方からもアクセスされるようになります。

6.【お客様】残りのサーバAを負荷分散機管理下に設定する日時のご連絡
数時間から1週間程度、ネームサーバ情報が伝播し、サーバA(旧IPアドレスにて運用)に対してアクセスが少なくなったことを確認いただきましたら、サーバAも負荷分散対象に入れるよう、日時をご依頼ください。

7.【当社】サーバAを負荷分散機管理下に設定(当社)
サーバAのグローバルIPアドレスはなくなり、2台構成の負荷分散が実現します。