Plesk8.4から8.6へのバージョンアップグレード【ADVANCE/EXPERT】

本ガイドはADVANCE、EXPERTのPleskでPlesk8.4をご利用の方が、 Plesk8.6にアップグレードする方法についてご案内します。
Pleskのバージョンの確認方法を教えてください
当社サポートを現在行っているものは Plesk 8.X系では8.6.0となります。またDr.WebのライセンスについてはPlesk8.X系に適応したものとなっておりますので、現時点ではPlesk 8.6.0へのアップグレードのみご案内させていただきます。
またPlesk9系についてはサポート外であり、Plesk10系、11系等メジャーアップグレードを行うとPleskの画面へアクセスできなってしまいますので、必ず「8.6.0」へのアップグレード作業にとどめておかれますようお願いいたします。
また作業が難しいという場合はサポートセンターまでご連絡ください。営業時間帯内で代行作業を無償で行わせていただきます。

バージョンアップ作業後のサービス確認

バージョンアップグレード後にカスタマイズした設定が無効になる、という事象も確認されています。

STEP 1Pleskに管理者アカウントでログイン

STEP 2左ナビゲーション「サーバ」をクリック

左ナビゲーションのサーバをクリックします。

※もしPleskですでに設定してある管理者メールアドレスがわからない場合は以下のFAQをご参照し確認してください。
Pleskの管理者メールアドレスとはなんですか?

STEP 3「アップデータ」をクリック

「アップデータ」ボタンを押します。
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STEP 4Pleskバージョン番号をクリック

Pleskバージョン名リストが表示されます。
現バージョンは黄色の!(感嘆符、エクスクラメーションマーク)で表示されます。 当社サポートを現在行っているバージョンで最新のものはPlesk 8.6.0となります。
Plesk8.6.0をクリックください。

【注意】 上述いたしましたが Plesk9系についてはサポート外であり、Plesk10系、11系等メジャーアップグレードを行うとPleskの画面へアクセスできなってしまいますので、必ず「8.6.0」まででのアップグレード作業を選択されますようお願いいたします。

リリース名欄:赤色の!マーク、「Plesk 8.6.0」
利用できるオペレーション欄:「新しいコントロールパネルのバージョンにアップグレードできます」
となっていることを確認してください。

Plesk 8.6.0をクリック(画像はPlesk8.4の例)

Plesk 8.6.0をクリック(画像はPlesk8.4の例)


すると、”しばらくお待ちください。読み込み中です …”の画面が出ます。
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STEP 5コンポーネント名を確認しインストールボタンを押す

まず、”サーバ > アップデータ > Plesk 8.6.0コンポーネント”の画面となります。
選択したコンポーネントのインストレーションを確認してください
という表示がされ、アルファベット順にコンポーネント一覧が表示されます。
コンポーネント一覧は表示の仕方によっては複数ページにわたって表示されます。
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黄色い「!」マークで表示されたものは「アップデート利用可能」なもので そのうち、太字で表示されているコンポーネントについては既定でチェックされています。
通常は特に変更しないで結構ですが、太字以外で黄色い「!」がついているものに関してもご希望であれば追加で選択できます。

確認後、「インストール」のボタンを押してください。

”しばらくお待ちください。読み込み中です …”の画面が出ます。
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STEP 6確認画面

確認画面になります。

確認画面の例

確認画面の例

選択したコンポーネントリストやプログラムの依存関係による必須コンポーネント等の 表示がされます。
通知を送信:管理者メールアドレス
ここで指定したメールアドレスにインストール報告メールが届きます。
管理者メールアドレスは、STEP2であらかじめ確認しておいてください。
プルダウンで、カスタムメールアドレスで メールアドレスを選択すると、別途メールアドレスを指定することができます。

その後、「これらのコンポーネントをインストールする」にチェックを入れ
「OK」をクリックしてください。

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すると「サーバ管理」の画面に戻りますが、上部には
”情報:インストール作業が開始されました。メールアドレス(●●@●●●●)には インストールの進行状態が通知されます”と表示されます。
Plesk管理画面での追加作業やアップデートについては、8分程度お待ちください。
インストールの作業の完了が確認できるまでは追加設定などの作業をされないようお願いいたします。

※バージョンアップ前のPlesk画面でセッションが有効であった場合、Plesk>サーバ>アップデートの画面を確認しようとすると「Installer is busy」と表示されることがあります。
Pleskアップグレード作業直後の、この表示が確認できる時間帯については、いつPleskプロセスが一時停止となるかわからない状態です。

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Plesk自身のバージョンアップでインストールの状況が進みますと。一旦Pleskセッションからログアウトし、一時Pleskのプロセスが停止し、再起動まで待つ状況になります。
Pleskプロセスが停止中にPleskにアクセスするとエラー画面になるのでご注意ください

STEP 7インストール後の通知

しばらくすると
件名:”Plesk autoupdate success report”
というメールが管理者メールアドレス、もしくは指定したメールアドレス宛に送信されます。またさらに
件名:”The Panel was successfully updated.”
というメールも送信されることがあります。ただ一回目の通知メールが来た段階でもインストール作業は終了していないことがほとんどですのでご了承ください。

STEP 8アップデート状態の確認の方法

Pleskの管理画面のバージョン確認についてはPleskログイン画面で確認できます。
「Plesk 8.4にログインします」→Plesk8.4
「Parallels Plesk Control Panel 8.6にログインする」→Plesk8.6
Pleskのバージョンアップ作業を行いますと以前ご登録いただいていた
Pleskの情報は引き継がれるため、ログインのパスワード等の変更はありませんが
管理者アカウントでログイン後、
「エンドユーザライセンス合意書」の確認画面が表示されます。
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「ライセンス合意書に合意します」にチェックを入れます。
今後このページを表示させたくない時は「このページを表示させません」にもチェックを入れます。

「受諾する」を押し、送信します。

Plesk以外のその他のコンポーネントについては
”サーバ > アップデータ > Plesk 8.6.0コンポーネント”の画面にて
それぞれのコンポーネントの状態欄を確認してください。
最新のバージョンです、と表示されていれば Plesk8.6へのアップグレード作業は完了しています。
Plesk8.6に対して最新パッチはあたっていません。 Base Package of Plesk とPlesk Updaterが最新になるよう以下のガイドをご参照のうえ、作業をお願いいたします。
Base Package of Pleskのアップデート【ADVANCE/EXPERT/Plesk8】

Pleskが起動しない

アップデート後、Pleskが起動しなくなると https://「ホスト名」:8443でのページが表示できなくなります。主な原因としてはロックファイルが残存したままになってしまった場合などがあります。
その場合コマンドラインで確認すると「psa dead but subsys locked」というメッセージが確認できる状態となります。

# /etc/init.d/psa status 
psa dead but subsys locked
# netstat -antp | grep 8443

8443番ポートが起動していないので表示行なし

ロックファイルを削除後、Pleskプロセスの再起動を行ってください。
コマンドラインでは以下の作業例となります。

# rm -f /var/lock/subsys/psa
# /etc/init.d/psa start1
Starting Plesk...

8443番ポートが起動すると以下のコマンドで結果がかえってきます

# netstat -anp | grep 8443
tcp 0 0 0.0.0.0:8443 0.0.0.0:* LISTEN ●●●/httpsd

Error “psa dead but subsys locked” is shown when check status of Parallels Plesk Panel from the command line

アップデートに時間がかかって終了しない

負荷が高い時間帯などは大変時間がかかることがあります。アクセスの多い時間は避け対応ください。アップデート作業は外部サーバからのデータのダウンロードが発生するため、途中経路の通信の都合でアップデートがキャンセルになる場合もあります。再度アクセスの少ない時間帯でアップデートをお試しください。

メールの送信ができない

587番ポートがバージョンアップ後に起動していない例が確認されています。
以下の手順で設定を保存し直してください。
1.Pleskにadminログイン
2.左側メニュー”サーバー”をクリック
3.『メール』ボタンをクリック
4.General options欄『Enable message submission』にチェック
5.OKをクリック

POP/IMAP等特定サービスの起動エラー

過去に/etc/courier-imap/pop3d あるいは imapdを手動で編集して、サーバの既定値「MAXPERIP」の値を変えていた場合、アップデートプログラムがこの設定項目をコメントアウトしてしまい、imap や pop3が立ち上がらなくなってしまう事象があることが確認されています。
1.コントロールパネルにログイン
2.システムタブを開く
複数契約されているされている方は該当のホスティング契約を選択ください。
3.ファイルマネージャを開く
4.etcをクリック
5.courier-imapをクリック
6.pop3d(もしくは imapd ) の左チェックボックスにチェックを入れ、上部の「編集」をクリック
7.MAXPERIPの行頭がコメントアウトされている行しかなかったら、コメントを外し保存
8.コントロールパネルのシステムタブを再度クリック
9.サービス管理欄「サービス」をクリック
⇒サービスプロセス一覧ABC順に表示されます。
11.courier-imapをクリック
【情報】を確認
courier-imap(couriertcpd)の場合、起動中であれば下記のように表示されます。
────────────────────────────
ステータス:実行
自動起動:自動起動をオンにする(既定の状態)
情報: couriertcpd (pid XXXXX XXXXX XXXXX XXXXX) is running…
────────────────────────────
12.「再起動」をクリックします。

※コマンドラインでのcourier-imapリスタート作業は以下のようになります。

# /etc/init.d/courier-imap restart

メールアカウント認証でエラーになる

当社ではメール認証の際、既定で「フル POP3/IMAP メールアカウント名の使用のみ許可する (webmaster@domain.com) 」を推奨しておりますが、ご自身で簡潔なアカウント名 (webmaster) でメール認証をされている方もいらっしゃいます。アップグレード後、簡易なアカウント文字列が無効になったため、メールソフトに保存されているメール認証が通らなくなった場合は以下の設定をご確認ください。

1.Pleskにadminログイン
2.左側メニュー”サーバー”をクリック
3.『メール』ボタンをクリック
4.POP3/IMAPメールアカウント名 欄の選択肢を確認。
・簡潔なアカウント名 (webmaster) およびフルアカウント名 (webmaster@domain.com) のPOP3/IMAP メールアカウント名での利用を許可する
・フル POP3/IMAP メールアカウント名の使用のみ許可する
5.変更を加えたら、OKをクリック