サブドメインホスティング【Plesk11】

    概要

    ウェブサイトを
    「http://www.example.orgまたはhttp://example.org」で展開していた場合、
    「http://www.pr.example.orgまたはhttp://pr.example.org」=(もともとの(メイン)ドメイン名の頭にもう1階層プラスしたドメイン名)で、別途サイトを作成したいという時にサブドメインホスティングが便利です。

    Plesk11のサブドメインホスティングでは、メールアドレス作成機能はなく、ウェブサイトのみの展開となりますが、サブドメインについては設定数に制限がありません。(※)
    もしサブドメインでもメールアドレスを作成したい、という場合は「(メイン)ドメインを追加する」形で設定ください。

    (※作成可能なメインドメイン数についてはPleskオプションにより異なりますが、 メインドメイン設定は既定では10まで(※)となります。)

    設定方法

    STEP 1Pleskにログイン、ウェブスペースを選択後「ウェブサイトとドメイン」をクリック

    Pleskにadminでログインし、対象ウェブスペースを選択してください。その後「ウェブサイトとドメイン」をクリックします。

    ウェブサイトとドメイン

    ウェブサイトとドメイン

    STEP 2「新しいサブドメインを追加する」をクリック

    ページ下部のドメインリスト欄の「新しいサブドメインを追加する」をクリックください。

    新しいサブドメインを追加する

    新しいサブドメインを追加する

    • サブドメイン名を記入します。
      複数のドメインがウェブスペース内に登録されている場合は、プルダウンで当該ドメインを選択します。
    • ドキュメントルートは既定で site1 site2 … というディレクトリ名が自動入力されます。
      特に変更する必要はありません。
    • 「OK」をクリックします。

    arrow

    新しいサブドメインを追加する設定画面

    新しいサブドメインを追加する設定画面

    arrow
    追加が完了すると以下のようなメッセージが出ます。ウェブスペースとドメインメニューのページ下には新しいサブドメインが追加されています。

    サブドメイン追加終了画面

    サブドメイン追加終了画面

    STEP 3FTP情報の確認

    FTP情報アカウントについては追加でFTPアカウントの設定しない限り「ウェブサイトとドメイン」>ウェブホスティングアクセス、で設定されたFTPユーザ名、パスワードが該当します。FTP情報の確認方法については以下のガイドもご参照ください。STEP4でDNS情報を追加する前の段階でFTP接続テストを行う場合は、FTPサーバ名としてIPアドレスをご指定ください。
    FTPアカウント情報の確認方法【Plesk11】

    サブドメイン用にFTPアカウントを設定する場合はこちらをご参照ください。

    STEP 4DNS情報の設定

    設定したサブドメインについては、ネームサーバ上にて
    subdomain01.example.org A 125.6.xxx.xxx (メインドメインの物理ホスティングの設定で指定されているIPアドレスと同じもの)
    という情報を設定いただきます。 弊社レンタルサーバー提供のネームサーバをご利用の方は、コントロールパネル、システムタブ、左ナビゲーションの ドメインの項目よりDNSゾーンンファイルの編集が可能ですので、こちらのガイドをご参照ください。
    DNS情報(ゾーン情報)設定ガイド
    ※当社のコントロールパネルのDNSゾーン情報は自動で登録される場合もありますが、念のためにご確認いただき、必要項目がなければレコードを追加し、登録いただきますようお願いいたします。

    付録

    サブドメインのウェブ統計の確認は可能ですか?

    はい。ウェブ統計の確認(ウェブサーバへのアクセスログ解析の閲覧)はサブドメインでも可能です。
    初回アクセスの際は保護ディレクトリの設定を調整し、plesk-statディレクトリに対して、ID、パスワード設定をしておく必要があります。
    Plesk>ウェブサイトとドメイン>ウェブ統計をクリック後、対象のサブドメインの行の「表示する」を選択しますと別ウィンドウで統計ページが立ち上がります。

    ウェブ統計のページは https://ドメイン名/ で表示させ、サーバ証明書は搭載済みのもの(既定では自己認証型のサーバ証明書)を読み込む設定となっているため、ブラウザでは警告が出ますが、警告は了承して閲覧を続行するようなオプションを選択いただきますと閲覧ができるようになります。

    Plesk8の場合はサブドメインでのウェブ統計の個別閲覧機能ができませんでしたが、Plesk11では可能になりました。Plesk11ではサブドメインとメインドメインのログファイルは別ファイルになっています。またPlesk1ではウェブ統計は既定で有効になっており、ウェブ統計ページへのアクセスには既定で認証が立ち上がるようになっております。事項の「保護ディレクトリ」の項目の「plesk-stat」ディレクトリのユーザ設定にてパスワード発行を行っていただく必要があります。

    保護ディレクトリの設定は可能ですか?

    はい。保護ディレクトリ(特定のディレクトリをBasic認証付きする設定)はサブドメインでもご指定可能です。
    Plesk>ウェブサイトとドメイン>(高度なオペレーション欄)パスワード保護されたディレクトリから対象のサブドメインを選択していただきます。

    Plesk8の場合はサブドメインでの保護ディレクトリ設定機能ができませんでした。
    >関連ガイド保護ディレクトリの設定【Plesk11】

    サブドメインで.htaccessは使えますか?

    はい。ご利用可能です。

    cgi-binディレクトリを使いたい時は…

    追加したメインドメイン、サブドメインとも各ドメイン専用のcgi-binディレクトリはできていません。
    ウェブスペースドメイン名作成時に出来上がる/cgi-bin が共用のcgi-binフォルダになっています。
    ただし ウェブスペースドメイン名ではなく 専用のcgi-binをサブドメイン側で利用したい場合は、以下の設定を行う必要があります。

    • ウェブサイトとドメインメニュー下部、対象サブドメイン名をクリック
      ⇒ホスティング設定、全般タブが開いた画面になります。
    • ページの下のほうの、ウェブスクリプティングと統計内
      「CGI サポート (cgi-bin ディレクトリの場所: ”ウェブスペースのルートディレクトリ”)」を”このドメインのドキュメントルート”に変更します。
    • 「OK」をクリックします。
    • ドキュメントルートディレクトリをファイルマネージャやFTPで開きます
    • cgi-binという名前のディレクトリを作成します
      ※オーナー=ウェブスペースのFTPユーザ名、グループ=”psacln”、ディレクトリのパーミッションはdwx—r-x等で設定ください。プログラムを設置するディレクトリはオーナーのみ書き込みができるようにします。

    上記の手順で、該当サブドメイン用のcgi-binディレクトリが作成できます。 ただしcgiは必ずしも[cgi-bin]ディレクトリ以下におかなくても ドキュメントルート以下でも動くようにできますので次項で述べます。

    サブドメインディレクトリのドキュメントルート直下でCGIを動かしたい時は?

    たとえば /site1, /site2 のサブドメインに対して設定したドキュメントルート直下でCGIファイルを動かしたい場合、以下の手順を踏んでください。

    • Plesk>ウェブサイトとドメインメニュー>「ファイルマネージャ」をクリック
    • ドキュメントルートディレクトリ(たとえばsite1)の欄が既定では「rwx rwx — 」となっているところをクリック
    • グループ行(上から二番目)の書き込みモードのチェックをはずし「OK」をクリック
      ⇒「rwx r-x — 」に変更になっているのが確認できます。
    • ドキュメントルートディレクトリ名をクリック
    • ファイルの作成のラジオボタンを選択し、ファイル名 欄に「.htaccess」を入力、「OK」をクリック
    • 以下の項目を入力し「OK」をクリック。

      Options +ExecCGI
      AddHandler cgi-script .cgi
      AddHandler cgi-script .pl

    ※上記たとえばCMSをドキュメントルート直下にインストールする際などは、書き込み権限をその他対しても可能なように設定しなおす必要がある場合があります。そういった場合はCGI設定との共存が難しくなる場合もあるため、別途導入のCGI用のディレクトリはドキュメントルート直下ではなく /site1/mailform 等 でドキュメントルート直下ではないところにおくようし、CGIを置く直上のディレクトリでパーミッションを調整されることをお勧めいたします。

    サブドメイン更新用にFTPユーザは発行できますか?

    はい。サブドメインのみ更新用のFTPユーザも発行可能です。
    通常はウェブスペースドメイン名用の管理FTPアカウント(「ウェブサイトとドメイン」>「ウェブホスティングアクセス」にて設定されているアカウント)でログインすれば、サブドメイン用のドキュメントルートディレクトリ以下も更新可能になっています。

    管理FTPアカウントでは、同一ウェブスペース以下のすべてのドメイン名のドキュメントルートが操作可能なので、 もしサブドメインのみに接続を限定したFTPアカウントを発行したい場合は、以下の手順でアカウントを発行ください。

    • Pleskにadminログイン、「ウェブサイトとドメイン」を開く
    • 「FTPアクセス」をクリック
    • 「追加FTPアカウントを作成する」をクリック
    • 「FTPアカウント名」を入力
    • 「ホームディレクトリ」の指定
      • 右のフォルダアイコンをクリック
      • 別ウィンドウ内のログイン対象ディレクトリ(site1,site2等)をクリック
      • 別ウィンドウ内の「OK」をクリック
      • Pleskの元のウィンドウの「ホームディレクトリ」欄に指定したディレクトリが記入される
    • 新しいパスワード、FTPパスワードの確認欄に同じ文字列を入力
    • 「OK」をクリック

    ウェブスペースにFTPアカウントを追加

    ウェブスペースにFTPアカウントを追加


    この例の方法ですと追加FTPアカウントのFTP設定は
    FTPサーバ名:”ftp.ドメイン名” (あるいは”125.6.xx.xx”等のサーバのIPアドレス)
    FTPユーザ名: 例)subdom01
    FTPパスワード: (設定したもの)
    初期ディレクトリ:/
    という形になります。
    このアカウントでログインが成功すると FTPユーザ追加画面で設定したホームディレクトリ(画像例ではsite2)直下にログインする形になり、自分のホームディレクトリより上の階層にはアクセスできない形になります。

    Plesk11.0系におけるサブドメインのドキュメントルートについて

    1.メインドメイン(ウェブスペースドメイン)
    <既定状態>
    /var/www/vhost/ウェブスペースドメイン名/httpdocs

    2.追加ドメイン(サブドメイン、ウェブスペース内の追加別ドメイン)
    <既定状態>
    /var/www/vhost/ウェブスペースドメイン名/site1
    /var/www/vhost/ウェブスペースドメイン名/site2

    等となります。

    追加したドメインのドキュメントルートは、
    /httpdocs配下ではなく、
    「/」以下の並列の別ディレクトリ(/site1 や /site2 ) が
    ドキュメントルートとなります。