Plesk11でウェブスペース名のドメインのログファイルがローテートされません。

Plesk11(11.0.9)で作成されたウェブスペース、およびログは対象のウェブスペースを選択後、
ウェブサイトとドメイン>高度なオペレーションを表示する>ログ
をクリックすると表示されます。
(ウェブスペース内に複数のドメインがある場合は対象ドメインの欄の「表示する」をクリック)

ローテートの設定は「ログローテーション」のボタンで確認できます。(確認の仕方は後述します)
ただし、ウェブスペースドメインのログローテーションは Pleskの画面上ではローテートが有効になっていても
必要な設定ファイル(/usr/local/psa/etc/logrotate.d/domainname)が作成されておらず、実質的にはローテートが無効のままとなっている事象が確認されています。

Plesk画面の設定上ではローテートされるべきログファイルが、ローテートされない場合、
ウェブサイトとドメイン>高度なオペレーションを表示する>ログ>ログローテーション
の画面で 有効であることを確認したら、「OK」をクリックするようにしてください。
翌早朝からはローテートされるようになります。

ログローテーションが有効な状態

ログローテーションが有効な状態

ログローテーションが無効な状態

ログローテーションが無効な状態

また、すでにログファイル(access_log)の肥大化が進んでいる場合、そのファイルについてのローテートが失敗するという事例もあります。
その場合、一旦対象のログファイルを別のファイル名に変更した後、本来のログファイル名の空ファイルを作成する等の操作が必要となります。

※access_log.processedが肥大化している場合、削除しても問題なく空ファイル等を作成する必要もありません。

 

なお、次の方法でPlesk内にイベントを設定しておくとウェブスペースの新規契約作成時に自動的にログローテーションが有効になります。

<イベントの設定方法>

1. シェルスクリプトの設置
/usr/bin以下にファイル名『fix_logrotation.sh』として以下のシェルスクリプトを設置します。

#!/bin/bash
sleep 10
/usr/local/psa/bin/domain -u $1 -log-rotate true

2. シェルスクリプトに実行権を与えます。

# chmod +x /usr/bin/fix_logrotation.sh

3. イベントハンドラの設置
(1)Plesk > サーバタブ > イベントマネージャをクリック

log1

 

(2)新しいイベントハンドラの追加をクリック

log2
(3)以下内容のイベントを登録

・イベント名:デフォルトドメイン(契約/ウェブスペースに追加された最初のドメイン) 作成
・優先度:中(50)
・ユーザ:root
・コマンド:/usr/bin/fix_logrotation.sh <new_domain_name>

log3

 

以上の設定により、新規ウェブスペースが追加された際、自動的にログローテーションに必要な設定ファイル(/usr/local/psa/etc/logrotate.d/domainname)が作成されます。

関連するParallelsのナレッジ:Missing log rotation configuration file(英語)