ウェブサーバーのエラーログに「can’t apply process slot for error」と出てウェブサイトがエラー表示となります

エラーログに「can’t apply process slot for error」というメッセージが出たときは Apacheウェブサーバの
FcgidMaxProcesses (サーバ内のすべてのユーザに対するFCGIDの起動する総プロセス数)の上限に達したという意味となりますが、共用サーバでは設定を調整できません。
上限に達した場合、サーバのリクエストに対し新たなFCGIのプロセスを作ることができなくなるため、スクリプトの実行ページにアクセスした場合はInternal Server Error ( 500番 内部エラー)となります。

以下は、コマンド操作を含むためサポート対象外の内容も含みますので参考情報としてご案内させていただきます。
上限値を増やすための

1./etc/httpd/conf.d/fcgid.conf を編集し、FcgidMaxProcesses の値を変更

Plesk11を搭載した仮想専用サーバにおいては設定ファイル(/etc/httpd/conf.d/fcgid.conf )を編集し、 FcgidMaxProcesses の値を増やします。

/etc/httpd/conf.d/fcgid.conf ファイルはPleskでは操作できません。
コマンドラインでrootに昇格いただくか、コントロールパネルのファイルマネージャで編集ください

コントロールパネルのファイルマネージャの編集画面は以下のように操作します。

  • コントロールパネル(https://hspc.flxsrv.jp/cp)にログイン
  • 上部プルダウンで対象のWordPressホスティング契約を選択
  • 「システム」タブを開く
  • 「ファイルマネージャ」をクリック
  • 「/etc/httpd/conf.d/fcgid.conf 」を編集する場合、
    「etc」「httpd」「conf.d」のディレクトリ名を順にクリックし、作業ディレクトリに移動
  • 「fcgid.conf」の左のチェックボックスにチェックを入れ、「編集」をクリックし、変更後保存

変更例(一部抜粋)

  FcgidIdleTimeout 40
  FcgidProcessLifeTime 30
  FcgidMaxProcesses 40   #←デフォルトは20ですが変更します
  FcgidMaxProcessesPerClass 8
  FcgidMinProcessesPerClass 0
  FcgidConnectTimeout 30
  FcgidIOTimeout 45
  FcgidInitialEnv RAILS_ENV production
  FcgidIdleScanInterval

サーバ全体のメモリ不足を防ぐために、こういった上限値が設定されていますが、サーバスペックだけではなく、有効になっているPHP拡張モジュールやスクリプトページへのアクセス数などによって適切な値は異なるため、様子を見つつ調整いただく形となります。

2.Apache再起動

Apacheの再起動方法ですが、
SSHでログインし、root に昇格後、以下のようなコマンドを実行いただくか

# /etc/init.d/httpd restart

(#はプロンプトです)
Plesk11>サーバタブ>(サーバ管理欄)サービス管理を開き、「ウェブサーバ (Apache)」の行の一番右のオレンジ色の再起動ボタンをクリックすることで可能です。

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